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03 ファミリーマートについて知ろう! PDFデータをダウンロード

ファミリーマートは、どのようにして収益を得ているのだろう?どのような職種があり、店舗やファミリーマートの事業と、どのように関わっているのだろう?『FamilyMart 企業研究 第3回』は、ファミリーマートの事業の仕組みと、事業を支える職種について学びます。

STUDY01 ファミリーマートの事業の仕組み

ファミリーマートでは、株式会社ファミリーマートを本部とした、加盟店とのフランチャイズ契約による店舗展開が事業の中心となっている。フランチャイズ契約では、加盟店が責任をもって経営全般を行う一方、本部は商標や運営ノウハウの提供、情報・物流システムの提供等を通じて加盟店の経営をサポートし、その対価として、加盟店から一定のロイヤルティ(本部フィー)を得る。この仕組みを“フランチャイズパッケージ”と呼ぶ。ファミリーマートの主な事業収益は、加盟店の利益から発生するロイヤルティ(本部フィー)であり、ファミリーマートの事業成長や業績の伸張は、加盟店の業績向上に直結しているのだ。
このビジネスモデルを支える重要な職種が、スーパーバイザーだ。スーパーバイザーは、個店の特性に合わせた売場づくりの提案・指導等、コンサルティング業務を通じて加盟店の経営サポートを実行し、売上・利益の最大化を担う。上述のように、加盟店の業績向上が、ファミリーマートの業績向上に直結しているため、スーパーバイザーは、経営コンサルタントとして、加盟店の経営を支えると同時に、ファミリーマートの利益、そして事業をも支える重要な存在となる。

ファミリーマートの事業の仕組み

STUDY02 スーパーバイザーの仕事とは

スーパーバイザーとは、本来、管理者・監督者の意味だ。しかし、ファミリーマートの場合、本部と加盟店は、経営パートナーという対等な関係にあるため、スーパーバイザーによる加盟店の管理や監督という表現は適していない。
スーパーバイザーの仕事内容は、店舗のマネジメントを円滑にするためのコンサルティング業務全般。具体的には、担当店舗の売上・利益・経費等の数値管理、商品展開計画の立案、受発注コントロール等による売場のカスタマイズ立案、ストアスタッフの教育、これら以外にも数多くの仕事が存在する。さらに、売上・利益の最大化を目指すため、各店舗周辺のエリアマーケティングを行い、新たな販売戦略の提案も行う。
加盟店の売上や利益は、多くの場合、加盟店のオーナーや店長の収入やライフスタイルに直結している。つまり、スーパーバイザーとは、加盟店の経営コンサルタントという存在だけではなく、加盟店に関わる人々の人生を支える存在でもあるのだ。

スーパーバイザーの仕事とは

COLUMNスーパーバイザーが“やるべき仕事”は多彩ですが、“やるための方法”はもっと多彩。なぜなら、“やるための方法”はスーパーバイザー個人に委ねられているから。例えばおむすびのキャンペーン時に、店舗全体の売上アップを狙って「他商品とのセット購入」をお客さまに提案するPOPを作成したり、レジでお客さまにお声がけをするようスタッフに指導したり、丸かぶり寿司のキャンペーン時には、多くの販売を目指すために「予約販売の受付」や、「よりおいしそうに見えるPOPやディスプレー」を考えたり。それぞれの店舗の特性に応じた発想で“やるための方法”を考えるスーパーバイザー。もし、ファミチキのキャンペーンがあったら、あなたはどんな“やるための方法”を考えますか?

STUDY03 ファミリーマートの事業を支える、さまざまな職種

加盟店の経営コンサルタントであるスーパーバイザーのほかにも、商品がお客さまの手に届くまでには、さまざまな職種が関わっている。
まず、お客さまにお買い物いただく店舗を開店するまでには、マーケットを調査し、コンビニエンスストアに最適な場所(物件)と加盟店を確保することが必要となる。この業務に携わるのが店舗開発だ。新たな店舗の開店が決まると、次に周辺環境や立地条件等を考慮して、建設が店舗づくりを担う。店舗開発、建設、そしてスーパーバイザーは、加盟店のオーナーや店長を交えて、「どのような店舗を目指すか」を話し合いながら、開店準備を進めていくのだ。このほか、店舗オペレーションは、店舗運営の基本であるS(サービス)・Q(クオリティ)・C(クリンネス)レベルの向上や、トレーニング等に携わり、スーパーバイザーを通して、新設店舗はもちろん、全国にある店舗の運営支援を行っている。
また、海外の新たな地域への積極的な店舗展開を進める中においては、当該地域の法律や文化、商習慣などの調査や進出計画の立案を行う海外事業の社員によるコーディネートが必要不可欠となる。また、物件の所有者や加盟店、さらには海外の現地法人との契約を締結する際には、法務が契約書を作成し、ファミリーマートとの良好なパートナーシップ構築に寄与する。

ファミリーマートの事業を支える、さまざまな職種

ファミリーマートの事業を支える、さまざまな職種

マーケティングや、魅力的なオリジナル商品の開発、店舗に並べる基本の商品選択や、販売手法を企画・立案するのが商品の主な仕事だ。最近では「おとなコンビニ研究所」に象徴されるターゲット戦略も行っている。こうして販売が決まった商品の安全・安心を守る業務を品質管理が担い、毎日安全・確実に店舗へ届けるための仕組み構築を物流が担う。そしてこれら含め、ファミリーマートの業務に関わる情報システムの企画・開発から運用・改善までをシステムが担っている。

ファミリーマートにある職種は全て、お客さまに「気軽にこころの豊かさ」を提案することに繋がっている。加盟店やお客さまと直に接する職種があれば、その職種を後ろから支える職種もある。つまり、直接的・間接的に関わらず、全ての職種がファミリーマートの企業理念に基づいて行動をしているのだ。そして、その最前線に立って活躍するのが、スーパーバイザーなのである。

COLUMN新名物? 日本全国に店舗があるファミリーマートでは、各地域限定の商品開発を行っています。例えば仙台味噌を使った、東北限定の「野菜味噌焼きおむすび」。長崎県産鯵のすり身を使った、九州限定の「鯵のつみれスープ」などがあります。現在ファミリーマートのお店にあるアイテム数は、1店舗あたり平均で約3,000点。この中には地域限定の商品も含まれています。お客さまに「ファミリーマートであの商品を買いたい」と思っていただけるような新名物を作り、販売戦略を練る。これもまた、ファミリーマートでの大切な仕事の一つです。

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